(画像あり)愛犬が他の犬に噛まれた!2度の体験談と反省点。もしも散歩中・ドッグランで噛まれたら?

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愛犬がほかの犬に噛まれた

我が家の愛犬、シニア犬(14歳)コーギーのえいきちは14年と5か月の犬生のなかで、なんと2度もほかの犬に噛まれて重傷を負うという経験をしています。

2度とも一方的に襲われるという悲惨な出来事でした。

最近はドッグランが増え利用される方も多くなって、楽しい反面噛んだ噛まれたというトラブルも増えています。
実際に自分の愛犬が被害に遭うと気が動転して、その場での対応やその後の対処について後から「もっときちんと対応しておけばよかった」と反省点が多くあります。

犬を飼っている方々が同じようなトラブルに遭遇した時の対応などで何かの参考になるようにその体験談をお話しします。

 

 

愛犬が他の犬に噛まれた!2度の体験談

 

【生後4か月のとき】

お散歩デビューして間もないころ地域の犬たちが集まる公園に行きました。

たくさんの飼い主さんと犬たちがいまして、皆さん楽しそうに集まっています。
どこの地域でも子犬がお散歩デューすると愛犬家の飼い主たちは注目するのではないでしょうか?
愛犬家の方々ばかりなのですから、子犬ちゃんは触れ合いたい存在なのです。

大勢の飼い主さんとその愛犬たちがクンクンと寄ってきてまずは犬同士のご挨拶です。

お尻をクンクン、犬の初めまして のご挨拶~

これから社会性を身につけさせる絶好の機会だと思って近づけてみます。
子犬が初めて年齢も種別も違う犬たちに関わって、とても興奮気味で無邪気に喜ぶのは本当に可愛らしい姿ですね。

数匹の犬同士の挨拶の後、ある飼い主さんが大型犬を連れていて、ほかの方々と同じようにその子を近づけてきました。
こちらも犬の挨拶を、、何も警戒せず近づけました。

すると突然その大型犬が、うちの愛犬の首に嚙みついたのです。
それはとても獰猛で野獣のようでした。

キャイーンキャンキャンと泣き叫ぶ声。
ショックを受けてぐったりとなってしまった愛犬えいきち。

突然のことでとても恐ろしく、まだ小さいくて幼いうちのワンちゃんは死んでしまったのではないかと震えが止まらない状態です。
何もできず立ちすくんでしまいました。

 

 

えいきち
えいきち

あの時は本当に怖くて痛くて悲しかったよ

 

傷は2か所、首の付け根の皮膚に深く歯が2本刺さったようでした。

噛まれる直前に、咄嗟にリードを引いたこと、
コーギーは首周りの肉が比較的分厚い犬種であったこと
など幸いにして急所は外れていました。

当然怪我出血しているのですぐに動物病院に連れていき、傷口の処置と薬を処方してもらいました。
その後は感染症を発症して発熱したりすることのないよう投薬と傷口の消毒で様子を見ながら4回の通院で何とか完治しました。

 

【8歳のとき】

 

中国の北方の都市である天津市へ愛犬えいきちも一緒に渡航して生活していた時です。

保護犬のななも家族になり、2匹を連れてお散歩をしていた春節(中国の正月)の2日前のこと。

現地の中国人の家の門が開けっ放しになっていました。
前を通ったら突然大型犬のドーベルマンが飛び出してきて、わが愛犬の首に噛みつきそのまま振り回して離さない!
という思い出すだけでも恐ろしくて震えがくるような出来事が起こりました。

 

なな
なな

わたしも怖くてぶるぶる震えたの

 

噛んだ犬の飼い主と周りの人が集まり、その犬を叩いて何とか取り返しましたが傷はかなり深くぐったりとなって気を失って動かなくなりました。

その場からとにかく一刻も早く動物病院へと連れていく必要がありましたが、お正月前の大型連休中でなかなか病院も見つからずやっと応急処置をしてくれる病院をみつけ連れて行きました。

異国での出来事ですが、これが日本の国内であったらどうだったのか?
日本の動物病院もお正月前はやはり休みとなっているところが多いですね。

応急処置をして家へ連れ帰りました。
その後運よく連休期間中も診てくれる動物病院を見つけることができました。

被害に遭った当日から4日ほど熱を出して、ご飯も食べられない状態でした。
毎日病院へ通い、完治するまでトータルで1か月半の日数がかかりました。

 

 

散歩中・ドッグランなどで他の犬に噛まれたら?怪我の対処は?

 

1度目に噛まれたときの対処と反省点

 

初めて犬を迎え入れたばかりで、こういう場合どのように対処したらよいか全くわからず反省点が多い結果となりました。

 

加害者側の対応
・事故直後、謝罪の言葉あり
・事故数日後に散歩に行った公園でお見舞金という名目の封筒を渡される
・近所の方ということでお見舞金の受け取りをお断りした(今後のお付き合いを考えて)
・それ以降は特に対応なし
反省点
・近所や知り合いであっても治療費相当分のお金はきちんといただくべきであった
・犬に責任はなく、飼い主の責任においてきちんと躾を与えるなどの対応をするよう言うべきであった
・初めての犬同士を近づけるときは、常に喧嘩したり噛まれたりすることを想定して警戒するべきであった

 

 

4回の通院でも治療代は少なくはなく、お金と時間を費やすわけです。
ご近所だからとか知り合いだからという遠慮はせず、病院に連れていく必要があるので治療費はきちんと全額払ってくださいと最初にはっきりとお願いして、金銭的な問題は後腐れのないようにするべきでした。

もしもドッグランなどで噛まれたら?

たまに顔を合わせる飼い主さんの場合もありますが、初めて行く場合もあり知らない人であることがケースもあるので住所や連絡先はきっちりと聞き、必ず連絡をとること、また支払った治療費は全額相手に請求することが望ましいですね。

治療費の問題はきちんと解決するべきことです。
それから被害の状況によっては保健所に届けを出す必要もあります。

自分の愛犬を初めての犬に近づけるときは、まず警戒しながら近づけることが絶対だと悟りました。
うちの犬は絶対に噛まない・噛まれないという保証はありえないからです。
その点を深く反省しました。

 

2度目に噛まれたとき、怪我の対処は?

異国でのできごとなので対処の仕方も違いがあります。
こちらの落ち度は100パーセントないのに、最後まで一度も謝罪の言葉がありませんでした。

 

えいきち
えいきち

わるいことをしたら謝らないとだめ!!

なな
なな

血がいっぱい出て大変だったね

それから入っていたペット保険ですが、当然給付金を請求できると思っていました。
しかしペットを海外に連れて行って起きた病気やケガの治療費は給付の対象にならないのです。

ですから現在のコロナ禍の状況ではあまりないケースですが、転勤などで愛犬を連れていく場合は保険はいったん解約したほうがよいです。
最も保険会社によって違うので、よく確認が必要です。

治療費についてですが、加害者側に請求しても支払うことはありませんでした。
100%泣き寝入りの状態でした。

これが日本国内での出来事ならば??
同じようなケースがないとは言えません。

飼い主は「動物の占有者」として、自分のペットが他人や他のペットに加えた損害を賠償する責任を負います(民法718条1項)。法律上は、飼い主が相当な注意義務を尽くしていた場合には責任を負わないとされていますが(同条同項但書)、この“相当な注意義務を尽くしていた”として免責されることはほとんどありません。そのため、たとえリードをしていても、飼い主は賠償責任を負うことになります。

ただし、飼い主が「危ないので近づかないで」とお願いしていたにもかかわらず、愛犬を近づかせたり、自分で近づいて噛まれてしまったなど、被害者側にも過失がある場合は、被害者側の過失割合に従って損害賠償額が減額されることがあります。

噛まれた直後は気が動転していて忘れてしまいがちですが、とにかく加害者側の連絡先だけは必ず聞きましょう。
また軽傷であっても噛まれたときは必ず病院に連れていく必要があります。

その時は大丈夫だと思っていても、数日後に傷が化膿して感染症を発症して後遺症が残ったりすることもあります。我が家がまさにその状態でした。

かなりの重症であったのでなかなか完治せず、噛まれた左側の皮膚がたるみ今でもこぶの様に膨れています。

反省点ですが噛まれた直後にすぐに傷口を水でよく洗い流すべきでした。
そうすれば化膿したり感染症を起こす確率も低くなるからです。

また加害者側の飼い犬は混合ワクチンや予防接種を全く受けていませんでした。
日本ではそういう飼い主は少ないでしょうが、噛まれた直後に予防注射を受けているかその点も確認する必要があります。

それから噛まれたのが春節の2日前、日本でいうと12/30ということです。
異国ということもありましたが、なかなか病院が見つからず本当に慌てました。

 

日ごろから長い連休や旅行に愛犬を連れていくとき、近くで救急対応のできる夜間と休日でも診察をする動物病院を調べておく必要がありますね。

 

 

まとめ

 

自分の愛犬は絶対に噛まない・噛まれないということは断言できません。
加害者になることも被害者になることもありえるのです。

どちらになっても犬の責任ではなく飼い主の責任です。

犬を飼うという以上はそういうことを常に意識したうえで、トラブルがないように楽しいわんこ生活を過ごしましょう。

 

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